みなさんは、最近逆立ちをしたのはいつですか?
「子供の頃以来していない」という方や「したことがない」という方もいらっしゃると思います。逆にヨガやスポーツをしている方は「毎日している」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
筆者は週3くらいは、ひとりで逆立ちしています。今回は逆立ちの効果ややり方をご紹介します!
逆立ちにはこんな効果が!


逆立ちはカラダに良い!
と耳にしたこともあると思います。

筆者も逆立ちをすると色々と調子がいいなと体感することもしばしばあります。
まずは逆立ちの効果についてご紹介します。
頭がすっきりリフレッシュする
逆立ちは普段は上にある頭を下にして、足を上にして逆転するポーズです。
カラダが逆さまになることで、頭の血行が促進されて、すっきりリフレッシュできます。

なんだか頭がもやもやする時に行うと、すぐにすっきりする即効性があるので、クセになります。
そして逆立ちをする時はカラダのバランス感覚に集中します。
力を入れすぎたり勢いをつけたりするとできないものなので、重心をカラダで確認しながらゆっくり足を上げていきます。
このようなカラダと呼吸だけに集中する行為は、いい意味で頭を空っぽにしてリフレッシュさせてくれる瞑想のような効果があるのです。
逆立ちは日常的に行うことで、集中力アップも期待できるのです。
痩せやすいカラダに♪
逆立ちは体幹トレーニング効果や血行促進効果もあり、痩せやすいカラダ作りに適しているのです。
逆立ちはカラダを逆さまにして、まっすぐにキープしてバランスを取ります。
この行為には体幹トレーニング効果があり、体幹が鍛えられると基礎代謝が上がったり、姿勢が良くなったりして痩せやすいカラダに変化します。
そして逆立ちは下半身から上半身へ血液の流れを良くしてくれて、血行促進とともにカラダに熱が運ばれて代謝をアップしてくれます。
他にも逆さまになることは、重力によって年齢とともに下がりがちになってしまう内臓の位置を正しくしてくれます。
それにより内臓の働きが活性化され、それもまた代謝を上げてくれます。

このように、逆立ちは色々な効果が相まって代謝アップにつながり、痩せやすいカラダに導いてくれるのです。
お腹痩せ効果
逆立ちにはお腹痩せ効果も期待できます。
特に下っ腹が出てしまう人は、内臓の位置が下がっていたり、猫背だったりすることが多いです。
逆立ちは普段とは逆転して重力をカラダに受けるため、重力によって少しずつ歪んだカラダを元に戻すことに貢献してくれます。

特に、痩せているのにぽっこりお腹だったりする方は、内臓が下がっているのが原因の可能性が高いです。
逆立ちして普段とは逆に重力を受けることで、下がってしまったカラダの色々な部分が改善するのです。
アンチエイジングに!
逆立ちには嬉しいアンチエイジング効果もあると言われています。
内臓の位置を正しく戻したり、姿勢を改善したり、代謝を良くしたりすることは、アンチエイジングにつながるものです。
加えて逆さまになることで顔まわりの血行促進にもつながり、気になる顔のたるみやむくみを改善してくれます。

自宅でお手軽な、逆立ちアンチエイジングしてみませんか?
ヨガの逆転のポーズには逆立ちと似た効果が

ヨガでは普段は上にある頭を下に持ってくる、逆転のポーズと呼ばれるものがたくさんあります。
それらのポーズは逆立ちと同様に、カラダを逆転させることで、さまざまな効果が得られると言われています。
逆立ちをするのが自信がない方には、ヨガの逆転のポーズもおすすめです!
ウサギのポーズ、鋤のポーズ、ショルダースタンド、など
ホットヨガでは逆転のポーズはあまり行われません。(高温多湿なので逆転のポーズなどは推進されないため)
常温ヨガでは逆転のポーズも行われます。
基本の逆立ち【三点倒立】をやってみよう!

それでは基本の逆立ちである三点倒立に挑戦してみましょう。
三点倒立は「最強のポーズ」とも呼ばれる、ヨガのさまざまな効果が詰まったポーズです。
三点倒立とは
頭と手(もしくは腕)の三点を支えにして行う倒立のポーズです。
ヘッドスタンドとも呼ばれます。

筆者がニューヨークでヨガインストラクターのオーディションを受けていた時には、ヘッドスタンドの実技をしなきゃいけないところもありました。
三点倒立はヨガの代表的な逆転のポーズと言えます。
三点倒立のやり方
- 四つん這いになり、手をクロスして肩につけ、肩の下にひじがあるように床につける。
- 手を前に下ろして指を組む。
- 左右のひじと組んだ手の三角形の中の真ん中に頭のてっぺんが着くように調整する。足を頭の方向に歩かせて肩の上に骨盤を持ってくる。
- ゆっくり足を上げていく。
- ※最終的にはカラダは一直線にまっすぐになるのが理想です。自撮りしたので、10秒のタイマー内にまっすぐになれなかったです…。
肩の上に骨盤が来るようにできると、あとは少しの力で足が浮いていきます。
逆立ち(三点倒立)はどうやったらできるようになる?

筋肉や運動神経があっても三点倒立ができない人もいます。
逆さになるのが怖いと思ってしまうのも、失敗の原因のひとつになります。
怖い場合は壁の前で壁に足がつけられる状態で練習するのもいいでしょう。
「最強のポーズ」とも呼ばれる三点倒立ができるようになるには、色々なヨガの要素が必要になります。
ヨガのチャトランガで腕の筋肉を鍛えたり、プランクポーズで体幹を鍛えたり、逆転のポーズで逆転になる感覚に慣れたりするのもポイントです。
壁を使ったLのポーズなども逆立ちの練習におすすめです。
逆立ちしてアンチエイジングしよう!
逆立ちにはすごい効果がたくさんあるようです。
「最強のポーズ」である三点倒立は、できたらカッコいいですよね。
ヨガを深めて三点倒立に挑戦しましょう!
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